立憲民主党 躍進!2024新春のつどいを開催

2月3日、立憲民主党山形県連は「躍進!2024新春のつどい」をヒルズサンピア山形で開催し、200人が結集した。

 石黒覚県連代表は、能登半島地震の被災者にお見舞いを述べた後、「自民党派閥の裏金問題は大きな問題だ。辰年はロッキード、リクルート事件など政治激変の年。皆さんとともに、まっとうな立憲民主党の時代、政権をとっていきたい」と挨拶した。また、来賓として芳賀道也参議院議員、舩山整連合山形会長よりご祝辞を賜り、各支援労組代表者にご臨席いただいた。

次に、党政務調査会長補佐の吉田はるみ衆議院議員(河北町出身、東京8区)が「政治とカネ+憲法審査会」と題して新春講演会を行った。
 吉田氏は自民党の裏金問題について、「派閥の解消は裏金問題の解決にはならない」として、①政治刷新は野党が主導、②第三者機関の設置、③企業・団体献金の禁止、④政治資金パーティーの禁止、⑤連座制の導入、⑥政治団体の全会計を連結し全容をわかりやすく、⑦交通費や政策活動費の公開、という具体案を提起。さらに、「裏金疑惑のある議員が委員にいる中で、最高法規たる憲法を論ずる資格はない。憲法は時の権力者を縛るものだ」と厳しく指摘した。
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来る総選挙で審判を下さなければならないとして、「この状況に対決するには野党連携しかなく、私たちも大同団結するときだ」と強調。また、能登半島地震被災者の生活再建を最優先とし、防災対策は人権を重視すべきだ、など会場からの質疑にも力強く答えた。  新春の決意では、山形県第1区総支部長の原田まさひろが、「自民党は内側から壊すことはできない。企業は見返りを求めるから献金する。物価高に苦しむ市民の暮らしを考えない金権腐敗の政治を打破し、弱いものに光がさす未来へ、覚悟を持って山形から社会を変えていく」と政権交代の必要性を訴えた。  今年3月の南陽市議会議員選挙(3月24日投票)に立候補予定の高橋一郎(公認)、小松武美(推薦)の両氏が決意を述べ、最後に、石黒覚県連代表の音頭でガンバローコールを行い閉会した。